「エスケープ」モードを使いこなす
リングの枚数、ギャップの大きさ、回転と縮小の挙動、そしてそれぞれがランの長さと緊張感をどう変えるか。
「エスケープ」モードとは
「エスケープ」モードは、それぞれに切れ目の入った同心円状のリングでボールを取り囲みます。ボールは一番内側のリングのギャップを見つけて次の層へ進み、外に出るまでそれを繰り返します。通り抜けたリングは剥がれ落ちるので、ランが進むにつれてカウンターは減っていきます。緊張感はギャップが動くことから生まれます。リングが回転するため、開口部はボールが前に見た場所には決してありません。
- •「エスケープ」のラン中に S を押すと、リングの回転を停止・再開できます。特定の画を作りたいときに便利です。
ランの長さを決める4つの設定
「リングの数」は1から100までで、粗い調整です。「ギャップサイズ」は5から100までで細かい調整にあたり、ギャップを半分にするとランは倍になり得ます。「リングの速度」は0から20までで、的の当てにくさを決めます。ボールが惜しいところで外し続けるため、遅い回転のほうが速い回転より読みにくくなります。「リングの間隔」は10から100までで、層と層のあいだの余裕を決め、ボールがどれだけ速度を上げられるかが変わります。変更は1つずつ行ってください。この4つは互いに影響し合うので、2つ同時に動かしても何も分かりません。
- →リングの数: 1から100
- →ギャップサイズ: 5から100
- →リングの速度: 0から20、刻み 0.1
- →リングの間隔: 10から100(「ワイドリング間隔」トグルあり)
- →最小半径サイズ: 10から500
ギャップのパターン
「パターン」は、層全体でギャップをどう配置するかを設定します。らせん配置では各ギャップが1つ下から少しずつずれ、そのずれ幅を1から50の「スパイラルの密度」で調整します。結果として、一方向に回り続けるランになります。「反対側のギャップ」はリングごとに最大4つの開口部を追加し、各幅は5から100です。ランは大きく短くなり、テンポの速いクリップに向きます。「回転モード」は層が連続的に回るか段階的に回るかを切り替えます。「命中で回転停止」はボールが当たった瞬間に層を止め、突破のたびに一拍の静止を作ります。
- •らせんのパターンは画面上で意図的に見えます。ランダムな配置はミスに見えることが多いです。
- •ランが長くなりすぎているときは、「反対側のギャップ」が最も手早い短縮方法です。
縮小とタイムトライアル
「縮小モード」はランの進行に合わせてリングを内側へ寄せます。「基本縮小レート」は0から10までで、層が薄くなるにつれてレートを調整する「ダイナミックスケーリング」も任意で使えます。縮小を入れると、ランが止まったままにならず必ず決着します。もう1つの構成が「タイムトライアル」です。5から300秒のカウントダウンが始まり、ボールがリングを破るたびに0から30秒が戻ります。「時間加算ステップ」は-5から+5までで、後のリングほど加算される時間を増やしたり減らしたりできます。「タイムトライアル」はエスケープを、失敗状態が目に見えるスコア付きのランに変えます。
- →基本縮小レート: 0から10、刻み 0.1
- →タイムトライアルの開始時間: 5から300秒
- →タイムトライアルの時間加算: 0から30秒
- →時間加算ステップ: リングごとに-5から+5秒
- →最小半径サイズ: 10から500
ボールが引っかかるのを防ぐ
ボールがリングの縁に挟まることがあるため、2つの設定が用意されています。「サイドガード」はギャップの脇に壁を追加し、ボールが横をすり抜けるのを防ぎます。「ギャップサポート」は層が縮んでも開口部を通れる状態に保ち、「サポート強度」は10から500までです。それでも止まる場合は、「物理」タブの「高度な物理学」にある「失速防止力」が0から10までで、落ち着いてしまったボールを動きに戻します。この力はシミュレーション全体に影響するので、まずモード側の設定を試し、失速防止力は後回しにしてください。
- •止まってしまうランは、ほぼ必ずリングではなく重力と弾力性の問題です。「弾力性」が1か、その近くにあるか確認してください。
層に色をつける
エスケープの色設定にある「パターンモード」には、レインボー、交互、グラデーション、単色、個別があります。グラデーションは「プリズム開始色」と「プリズム終了色」を使い、0.1から50の「スペクトル密度」で層全体を色が巡る速さを決めます。「個別」は層ごとの色プロファイルを指定でき、特定のリングを目立たせたいとき、つまり長いランで節目のリングを示したいときに使います。小さな画面では、強い色1色の「単色」が最も読みやすい選択肢です。
- •スマートフォンサイズの画面では、色数が少ないほうがよく読めます。フルレインボーより、単色か狭い範囲のグラデーションのほうが優れています。
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