リズム
中級
9分

音楽に同期したバウンドボールの作り方

「リズミック」モードがバウンドをメロディーに変える仕組みと、きれいに聞こえるか散らかって聞こえるかを決める4つの設定。

01

「リズミック」モードの仕組み

「リズミック」モードは、選んだ曲を順序付きの音符キューとして保持します。ボールが壁やリング、ほかのボールに当たるたびに、エンジンはそのキューの次の音を鳴らし、ポインタを1つ進めます。音階から音を選ぶこともなければ、衝突から音程を推測することもありません。だからこそ、物理がどれだけ荒れてもメロディーは聞き取れるままです。順序は固定されていて、物理的なのはタイミングだけだからです。「ミュージックシンク」をオンにすると、エンジンはバウンドのタイミングも調整し、物理任せの位置ではなくビートの上に衝突が来るようにします。

重要なヒント
  • 音程は合っているのにリズムがゆるい場合は、「ミュージックシンク」がオフです。「エンジン」タブの「アドオン」でオンにしてください。
  • 自由な物理のまま音符も鳴らしたい場合は、「ミュージックシンク」をオフのままにします。曲はバウンドのたびに鳴り続けます。
02

曲を選ぶ

「オーディオ」タブを開き、「リズミックモード設定」の中の「選択した曲 / MIDI」を探します。ドロップダウンには2つのグループがあります。「標準ライブラリ」にはスタジオに最初から入っているメロディーが約50曲あり、Megalovania、Tetris、Fur Elise、Canon in D、Imperial March、Mario、Pokemon、Zelda、Take On Me、Seven Nation Army などが含まれます。「MIDI Files (Cloud)」には自分でアップロードしたものが入ります。組み込みのメロディーは音符列として保存されているため、常に順序どおりきれいに再生されます。

重要なヒント
  • Fur Elise や Tetris のように順次進行がはっきりしたメロディーは、聞き手が旋律を追えるため最もよく伝わります。
  • Rush E のように同じ音の繰り返しが多いメロディーは、ビジュアルにも変化をつけないと平板に聞こえます。
03

曲が先走るのを止める

最もよくある問題は、ごく小さな接触まで音を鳴らしてしまい、メロディーが曲より先に進んでしまうことです。これは「リズミックモード設定」にある3つの設定で直せます。「最小バウンス間隔」は音の鳴るバウンド2回のあいだの最短間隔をミリ秒で設定し、0から1000まで、刻みは10です。「最小バウンス距離」は次の音が鳴るまでにボールが進むべき最低距離を要求し、0から400までです。「最小速度の上限」はしきい値未満の速度の衝突を無視し、0から200までです。まず「最小バウンス間隔」を上げてください。3つの中で最も大ざっぱで、最も確実です。

技術仕様
  • 最小バウンス間隔: 0から1000 ms、刻み 10
  • 最小バウンス距離: 0から400
  • 最小速度の上限: 0から200 | 最大速度の上限: 0から1000
  • 再生速度: 0.1xから4x、刻み 0.1
  • 同期オフセット: -500から+500 ms
04

テンポとオフセット

「再生速度」は曲全体が進む速さを調整し、0.1xから4xまで指定できます。物理を変えずにメロディーを目標のクリップ長へ収めたいときに使います。「同期オフセット」は映像に対して音声を-500から+500ミリ秒ずらし、衝突を見てから聞こえるまでのわずかな体感遅延を補正します。音声を再エンコードするプラットフォーム向けに書き出す場合は、スタジオのプレビューではなくアップロード後のファイルでオフセットを確認してください。「ボールスピードのデカップリング」を使うと、メロディーが独自のペースで進む一方で、ボールは自分の速度を保ちます。

重要なヒント
  • 「同期オフセット」より先に「再生速度」を決めてください。速度を変えると、体感されるオフセットもずれます。
  • 「オリジナル曲を再生」は、バウンド音の下で元のトラックを鳴らし、薄いメロディーに厚みを加えます。
05

クリップ全体での盛り上げ

30秒間ずっと同じ強度のクリップは視聴者を逃します。「リズミックモード設定」には時間とともにシミュレーションを加速させる「加速モード」があり、「加速レート」は0から0.5、「加速係数」は0から0.1です。「サークルサイズ倍率」は0.5xから8xまでで、曲が盛り上がるにつれてボールが使える空間を変えます。ゆるやかな加速に「パルスアニメーション」と「グローアニメーション」を組み合わせると、テンポが上がるにつれてアリーナが目に見えて反応します。

重要なヒント
  • 「アニメーション感度」は0.1から5までで、パルスとグローが1音ごとにどれだけ強く反応するかを決めます。
  • 加速の値は小さくても十分に効きます。0.01から始めて、聞いてみてから上げてください。

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